ほってぃーの海外日記
海外在住アラサーのあれこれ
42

42 in Belgium part 1

Salut! 早速ですが皆さんは 42 という学校をご存知ですか??

少なくとも日本ではあまり知られていないと思いますし、かく言う私もバンクーバーで通っていたカレッジの先輩に聞くまで知りませんでした。

簡単に説明しますと、42はフランス発祥のエンジニア養成機関で現在、世界32カ国に拠点を持っている学校です。

日本人でも42に入学できるのか

結論を言えば、入学できます。最初に触れたように42は世界32カ国に拠点を持っていて、その中には日本の東京校も含まれています。もちろん出願すれば誰でも入れるというものではなく2段階の入学テストがあります。

まず一つ目は、オンラインで受けられる論理的思考と記憶力を試すテストで、コーディングの知識は全く必要ないそうです。こちらは確か何度でも再受験が可能だったような、、

二つ目はPiscine(ピシン)と呼ばれるテストで、こちらは4週間キャンパスに通いながら、他の受験生と協力しコーディンの基礎課題に臨むといったものなので、Piscine を受験するには現地にいないといけないということですね。Piscineに関しては一回に限り再挑戦できるそうです。ですがこの再挑戦には縛りがあり、Piscineに参加した最終日から150日以上経過していれば、再挑戦できるそうです。

そしてこれらのテストは全て東京校、海外校共通のようです。

42の特徴は??学費は??

この学校の最大の特徴は、授業料が完全に無料である点だと思っています。42は多くの企業や団体からの支援と寄付によって運営されているので、金銭的な負担なく、学習に専念できる環境が整っています。さらに、18歳以上であれば、学歴や経歴に関係なく入学できる点も最高ですね。

ちなみに東京校であれば、もちろん日本語が話せれば問題ないですが海外校だと英語、もしくはフランス語でコミュニケーションが必要だそうです。例えばドイツにはキャンパスが3つあるのですが、ドイツ校ではドイツ語が全く話せなくても問題ないそうです。

そして海外校の場合、学費が無料であるため学生ビザ等のサポートはできないそうです。ですが、42は授業がなくほぼ自主学習で、特定の期間学校に通わないといけないということもなく、ワーホリや観光ビザ、もしくは観光ビザなしで滞在できる期間などを組み合わせて長期滞在することができれば、滞在ができる期間だけ学校に通うこともできると思います。(これは絶対にそう!ということではなく、そのはずだという僕の予想なので、もし海外校に興味がある方はそのキャンパスに直接確認してみてください🙇‍♂️)

僕は現在、ベルギーにあるブリュッセル校に通うつもりなので、その過程も順次報告していきます💁‍♀️

入学後に学べること

今回は東京校のパンフレットに基づいたことを話していきます。最初の1年〜1年半は基礎カリキュラムを学びそこから最長4年6ヶ月、専門カリキュラムを学べるそうです。

基礎カリキュラムはデータ構造やアルゴリズムを用いたコンピューターサイエンスを基礎から勉強するそうです。

専門カリキュラムはiOSアプリやゲームの開発、機械学習・AI、セキュリティ、データサイエンスなどの多岐にわたるジャンルに進むことができるそうです。

各国のパートナー企業が提供するオリジナル課題にも挑戦できるそうなので、実践的な課題を通じて高度な知識を学習することができます。

なのでインターンなどに申し込まなくても、42で実践経験を積めそうですね。

ちなみに42は海外留学制度もあるそうで、東京校に通って、途中からパリ校へ進学するというのも可能なのだそうです。ただ先にも書いたようにビザサポートはできないそうなので、現地への渡航の方法は自分で見つけないといけなさそうです。

海外校への入学まで

先に少し書いたように、僕は現在ベルギーのブリュッセル校への進学を考えています。ただベルギーにはワーキングホリデーもなく言語もフランス語、オランダ語を話す国なので壁が多いです笑

ですが、一次のオンラインテスト、二次のPiscine を受けていくので、内容を話すことは禁じられていますが、どんな感じのテストだったのかお伝えしていければと思います。

もちろんビザやベルギーでの生活もシェアしていくので、これからもよろしくお願いします😊

それではSalut